1年次には、数学や物理をはじめとした基礎科目を中心に学び、機械工学を学ぶための土台をしっかりと築きます。
2年次からは各専攻に関連する専門分野の学修が始まり、
まずは専門基礎となる科目から段階的に理解を深めていきます。
3年次になると、より実践的・応用的な内容に取り組みながら、研究室に所属して卒業研究の準備を開始します。
4年次には卒業研究を通して、自ら課題を発見し解決する力を養います。
1年次
社会人として必要な教養を
身につけます。

共通科目
共通科目は多様なカリキュラムを提供しています。おもに教養科目、保健体育科目、外国語科目の3種類の科目を学びます。豊かな人間性と教養を身につけ、倫理性の高い技術者の育成を目指しています。
専門基幹科目/
専門基礎科目
専門基幹科目や専門基礎科目では、数学(微分積分・線形代数など)や物理(力学・電磁気など)といった理系科目を中心に理工学の土台となる知識を習得します。また、情報処理やプログラミング、工学倫理なども含まれ、技術者としての基本的な訴訟を身につけます。これらの科目はのちに学ぶ専門的な設計や実験解析の理解を支える重要なステップです。

フレッシャーズセミナ
大学で学ぶための基礎的な授業です。パソコンをツールとして使いこなす方法、文書の書き方、レポートの作成方法、大学生としてのマナーや社会常識(ビジネスマナーも含む)を学びます。一人の教員が10人前後の学生を指導します。

フレッシャーズ
プロジェクト
2から3人のチームでプロジェクトテーマを設定し、インターネットやフィールドワークで調査した結果を分析し、場合によってはものづくりをして、レポートにまとめてプレゼンテーションするという、エンジニアとしての第一歩を経験します。
- キリスト教学
- KGUかながわ学
- KGUキャリアデザイン入門
- 総合英語
- 理工学概論
- 微分積分学
- 理工学基礎実験
- 物理学 など
2~4年次
機械系技術者になるための基礎を学びます。

専門応用科目
(必修・選択必修)
機械学系専門科目は、共通分野を含めて、材料力学、機械力学・制御、熱力学、流体力学、機械製作・材料、設計・製図および実験・実習の8つの分野から
構成されています。機械工学において特に重要な基礎知識や技術を学び、機械系エンジニアになるために必要な専門性を身につけます。

各専攻プロジェクト
観念的な座学から具体的な実学への応用を目指す授業です。実習を通じて、講義で学んだ理論の実際を学んでいきます。自分で発想した内容で学ぶという積極的な姿勢が求められ、だからこそ、真の力がつく授業内容になっています。自らに備わった五感をフルに使って発想し、問題の把握と解決を回る能力を身につけましょう。学生自身の主体性と興味を尊重し、個性を重視しています。

機械実験Ⅰ・Ⅱ
機械工学の理論を実際の実験を通して確認し、理解を深めます。材料の強度試験、振動解析、流れの観察プログラミング自動車の性能測定など、機械の動きや材質を科学的に調べる実験を行います。実験データの収集・分析・考察を通じて理論と現実お違いや喪の作りに必要な検証の重要性を学びます。機械工学が実際にどう生かされるかを体感できる実践的な授業です。
- 工作実習
- プロジェクト
- 機械設計製図
- 機構学
- 材料力学
- 熱力学
- 水力学
- 機械力学 など
2~4年次
各分野での専門性を高めます

専門応用科目
(選択)
先進機械コースでは、総合機械、自動車、ロボティクスの3つの専攻を設定しており,2年生から専攻ごとに特色ある授業を学ぶことができます。
各専攻の専門技術や課題に対応した授業を、自分の将来や興味に合わせて自由に選択し、より高度な専門知識と応用力を身につけることができます。

航空宇宙工学
地球環境を宇宙から監視したり、新しい薬や材料を開発したりというように、宇宙を積極的に利用する時代が21世紀です。宇宙利用に必要なロケット、人工衛星、宇宙ステーションの設計製作は、機械技術者にとって重要な仕事であり、壮大なロマンを秘めています。授業では、ロケットの飛行原理や月面基地計画といった最先端の技術を学ぶことができます。宇宙という壮大なフィールドヘ、大きな夢を抱いて挑んでください。

3D-CAD演習
機械工学の分野で欠かせない設計技術を、3D-CAD(コンピュータ支援設計)ソフトを使って学びます。機械部品を立体的にモデリングし、図形の読み書きや設計の考え方を実践的に習得します。将来、製品開発や機械設計にかかわるエンジニアを目指す学生にとってモノづくりの現場に直結するスキルを身につけます。
- 環境工学
- 福祉工学
- トライボロジー
- 内燃機関
- 自動車工学
- メカトロニクス
演習
- 生産工学
- 公差解析 など
当コースへの連絡と受験に関するお問い合わせは別の窓口となっておりますのでご注意ください。